ピアノトリオ名盤 ドン・フリードン ビルエバンスの後継者と言われるほどのクラシカルな演奏
サークル・ワルツ/ドン・フリードマン
◎ドン・フリードマン(p) チャック・イスラエル(b) ピート・ラロカ(ds)
1962年5月14日 NYで録音
◎Riverside
ビル・エバンスの後継者といわれたドン・フリードマンの生涯を代表する名作。特に日本で人気の
高いアルバムだ。ベースは奇しくもこの後すぐエバンス・トリオのメンバーとなったチャック・
イスラエル。タイトル曲をはじめ、4曲がフリードマンのオリジナル。硬質のリリシズムとクラシカルな
響きが印象的な演奏だ。
フラッシュバック/ドン・フリードマン
◎ドン・フリードマン(p) ディック・ニス(b) ディック・バーク(ds)
1963年NYで収録
◎Riverside
3枚目のリーダー・アルバムで、リバーサイド・レーベル第3弾。いずれもピアノ・トリオ作品だった。
選曲はタイトル曲をはじめドン・フリードマンのオリジナルを含む。美しいハーモニーの音楽世界を展開。
ビル・エバンスの影響から出発しながら、アバンギャルドなアプローチもみせるなど、すでに独自性を
打ち出している。