ジャズピアノトリオ名盤 ケニー・バロン
ライブ/ケニー・バロン
◎ケニー・バロン(p) バスター・ウイリアムス(b) ベン・ライリー(ds)
1982年6月9日 東京”いもはうす”にて実況録音
◎Why Not
82年6月ケニー・バロンは3度目の日本の土を踏み、あちこちでライブをおこなったのだが、
そのとき東京の”いもはうす”で収録されたライブがこのアルバム。お得意のモンク作リズマニングを
はじめ、ライブらしい長尺でホットな演奏が聴かれる。原盤は世界のジャズ最前線を記録していた、
わが国のWhy Notレーベル。
ランドスケイプ/ケニー・バロン
◎ケニー・バロン(p) セシル・マクビー(b) アル・フォスター(ds)
1984年10月5日 NYで収録
ケニー・バロンのもつ豊かな音楽性が、多彩なレパートリーのなかに浮き彫りになっている。ハッシャ・バイ
、ディア・オールド・ストックホルムなど名作にはさまれたオリジナル、カリプソ、サンセットなども、リリカルな
味わいとともに、深みをもったタッチで聴かせる。注目すべきは荒城の月、リンゴ追分という日本のメロディーが
演奏されていることだが、少しも違和感のない個性的な解釈が見事である。