ジャズハーモニカのおすすめ名盤アルバム

ジャズハーモニカの特徴

ジャズ・ハーモニカというジャンルはズバリ言ってトゥーツ・シールマンスのためにあるようなものです。

ハーモニカという楽器をジャズに持ち込んだのはおそらくこの人だと断言できるでしょう。ポピュラーミュージックでは、ラリー・アドラーというハーモニカの元祖みたいな人がいますが、トゥーツ・シールマンスのようにジャズのミュージシャンではありません。トゥーツ・シールマンスは元々はギタリストだったのですが、同時にハーモニカも演奏しており、口笛もよく演奏しています。

ハーモニカという楽器はブルースではよく演奏されていましたが、ジャズというカテゴリーにおいては、フレーズのスピード感や半音の使い方に不向きな楽器でしたが、クロマチックハーモニカなどで半音が正確に出せるようになり、楽器の裾野も広がりを見せ、多くのミュージシャンが利用するようになって演奏の幅を広げつつあります。

リー・オスカー、グレゴア・マレなど、トゥーツ・シールマンス以外にもジャズ・ハーモニカの演奏家は少なからず存在します。少ないミュージシャンながら少し多めにハーモニカの名演アルバムを紹介します。

ジャズハーモニカのおすすめ名盤

トゥーツ・シールマンス

・『風のささやき』哀愁の音色がひたすら美しく響く名盤。

・『ザ・ソウル・オブ・トゥーツ・シールマンス』レイ・ブライアント・トリオを迎えた至芸の一作。

・『アフィニティ』ビル・エヴァンスとのリラックスしたコラボレーション。

・『ブラジリアン・エッセンス』ブラジル音楽を際立たせる透明感溢れたハーモニカ。

・『チェズ・トゥーツ』パリの香りに溢れたお洒落な逸品。

リー・オスカー

・『リー・オスカー』旅愁を思わせるリー・オスカーの名盤。

・『ハーモニカ日和~プレイズ・スタンダード』アレンジとメロディラインが美しい名作。

・『あのころ 古澤良治郎とリー・オスカー』どこか懐かしさが漂うハーモニカの響き。

グレゴア・マレ

・『グレゴア・マレ』超豪華メンバーをバックに唄いまくるハーモニカの心地よさ。

・『シナリオス』ピアノとハーモニカの織りなす叙情的な世界。

レクタングル(大)
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