ジャズのおすすめ名盤 クラリネット編

ジャズ クラリネットの特徴

クラリネットは、以外と種類が多くその数は10種類にも及びます。ジャズで最も多く使われるのはソプラノクラリネットというもので、ごく一般的なクラリネットと認識されているものです。またフリージャズや現代音楽などでよく使われるのがバスクラリネットですが、これはアルトサックス奏者のエリック・ドルフィーが使用したことで有名になりました。それまでクラシックにおいて使用されるのが主だったバスクラリネットをジャズの独奏楽器として用いたことは、後のジャズ奏者に多大な影響を与えました。

ジャズクラリネットの有名なミュージシャン

クラリネットで最も有名な奏者と言えば、自身の音楽生活が伝記映画にもなったスウィングの王様、ベニー・グッドマンが筆頭に挙げられるでしょう。

クラリネットはビッグバンドジャズの中で演奏されることが多く、上品な音色がスイングスタイルのジャズに似合っているのでしょう。ウディ・ハーマン、アーティ・ショウ、エディ・ダニエルズ、バディ・デフランコ。日本では北村英治など、ビッグバンドやスウィングスタイルで名を馳せたミュージシャンが多いのが特徴です。そして変わったところでは、アメリカの映画監督ウディ・アレンもクラリネット奏者として頻繁にステージに立っています。

ジャズクラリネットのおすすめ名盤

ここではジャズクラリネットの優雅なメロディに溢れ、幸せな気分に浸れるスウィングナンバー中心のアルバムをご紹介いたします。

ベニー・グッドマン

・『ベニー・グッドマン物語』映画「ベニー・グッドマン物語」からスペシャルな名曲を再演。

・『カーネギーホールコンサート1938』感動のライヴが現代の技術でリマスター。


・『オン・ジ・エアー1937-1938』絶頂期ベニー・グッドマンの傑作。

ウディ・ハーマン

・『ザ・サンダリング・ハード』炸裂するビッグバンドスウィング。

・『ニュー・スウィンギン・ハーマン・ハード』一糸乱れぬアンサンブルにご機嫌なソロが絡む。

アーティ・ショウ

・『ビギン・ザ・ビギン』セクシーなクラリネットの響きが溢れる名曲集。

・『ベリー・ベスト・オブ・アーティ・ショウ』バラエティ豊かな選曲の古き良きJAZZ。

エディ・ダニエルズ

・『ベニー・ライズ・アゲイン』グッドマンに捧げたゲイリー・バートンとのデュオ名曲集。

・『ビューティフル・ラブ』現代クラリネットの美しさが際立つウォームなアレンジ。


バディ・デフランコ

・『ジャズ・トーンズ』マイルドなスタンダードに泣ける。デフランコがきっと好きになる。

・『ミスター・クラリネット』ディス・イズ・ミスター・ジャズクラリネット。

北村英治

・『テディ・ミーツ・エイジ』日米ジャズマスターによる夢の共演。本当にうっとりします。

・『デリシャス』日本ジャズピアノ界の御大、世良譲との心温まるスタンダードデュオ。


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