ジャズおすすめ名盤  アルト・サックス編

ジャズ・アルトサックスの特徴

アルトサックスは、ジャズのスタープレイヤーとして名を馳せたミュージシャンを象徴する楽器でしょう。ビッグバンドジャズでもアルトサックスの占める地位は大きく、メインのテーマを吹くソロではアルトがほぼ最初に選ばれます。木管楽器のサックスの中でも一番艶やかに響き、金管楽器に近い明るく張りのある音色が特徴です。トランペットに匹敵する華やかさもオールマイティーな魅力と言えるでしょう。

サックスプレイヤーの中でも一際目立つ、スター性を持ったミュージシャンが印象深く残っています。

とにかくアルトと言えばチャーリー・パーカーでしょう。サックス奏者には神様みたいな存在です。本来ダンス用の演奏でもあったスウィングのスタイルから、「聴かせるジャズ」としてモダンジャズのスタイルを確立し、さらにパーカーのアドリブテクニックに影響を受けなかったサックス奏者は、いないと言っても過言ではないほどの、モダンジャズの開祖として名声を残したジャズの神様的存在です。

アルト・サックスの有名なミュージシャン

アルトサックスはアメリカにおいては若干ニューヨークの方に集中している感がありますが、現在で言えば様々な音楽に取り入れられる要素も多く、フュージョンにおいても多くのスタープレイヤーが目立ちます。過去の有名ミュージシャンで言えば、チャーリー・パーカー、ジャッキー・マクリーン、エリック・ドルフィー、アート・ペッパー、キャノンボール・アダレイなど。近年のアメリカではデイヴィッド・サンボーン、日本では1980年代に渡辺貞夫の大ヒット作がジャズの裾野を広げました。そして小振りな楽器のためか女性プレイヤーも多く、日本でも近年に矢野沙織、寺久保エレナといった若手ミュージシャンも多く活躍しています。アルトサックスに関しては、有名ながらも話題性やテクニックという部分での評価が高い作品が多くセレクトしにくいのですが、ここでは聴きやすさを中心とした名盤をご紹介します。

 ジャズ アルト・サックスの名盤

チャーリー・パーカー

・『チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス』ストリングスをバックに流暢なアルトが美しい。


・『ナウズ・ザ・タイム』ジャズの楽しさが満喫できるワン・ホーンの名作。

・『バード&ディズ』ガレスピーとの若さ溢れる掛け合いが楽しい作品。

ジャッキー・マクリーン

・『4,5&6』メロディアスでストレートなマクリーン節が堪能できる。

・『スイング・スワング・スインギン』これこそがマクリーン節。

・『レフト・アローン』マル・ウォルドロンの作品でもここのマクリーンは聴かなきゃダメ。

アート・ペッパー

・『ミーツ・ザ・リズム・セクション』NYの豪華メンバーをバックにペッパーのアルトが輝く。

・『モダン・アート』アドリブを芸術の域に高めたウエストコーストジャズの金字塔。

・『マーティ・ペイチ・カルテット・フィーチャリング・アート・ペッパー』ペッパー絶頂期の快作。

キャノンボール・アダレイ

・『サムシン・エルス』マイルスを迎えたジャズアルバムの教典。


・『ノウ・ホワット・アイ・ミーン』ビル・エヴァンスとの美しすぎる共演。

・『キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ』流麗なメロディとスピード感に溢れる名演。

ソニー・クリス

・『ゴー・マン!』メロディックなアルトの「泣き」は唯一無二。ジャケットもカッコいい!

・『ジャズ・イン・U.S.A』ブルースフィーリングに溢れたジャズの”カッコ良さ”。

渡辺貞夫

・『カリフォルニア・シャワー』”世界のナベサダ”、渡辺貞夫の爽やかな大ヒット作。


・『パーカーズ・ムード』リラックスした貞夫さんのメインストリームライヴ。


矢野沙織


・『ビ・バップ・アット・ザ・サボイ』若さが弾ける女性メインストリーマーのビ・バップ。

・『アンサー』ビ・バップからバラッドまで円熟したアルトの艶やかな響き。

デイヴィッド・サンボーン

・『ささやくシルエット』メロディアスなサンボーンのアルトが優しく囁きかける。


・『アナザー・ハンド』夜中にじっくりと聴きたくなるブルージーなアルト。

レクタングル(大)
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